ZScanner®は、市販初のセルフポジショニングスキャナです。このデジタルスキャナは、スキャンされる対象パーツを使用してその空間的な位置を確定します。
手持ち型のZScannerでは、その位置または対象物を基準とした位置を確定するのに、CMMや計測アームなどの外部トラッキング機器を必要としません。
ZScannerは、それ自体のポジショニングのために反射目標物を使用します。これをスキャンされるパーツの表面とそのパーツに隣接するエリアの両方または一方を貼付します。これらの反射目標物は、すばやく、またランダムに貼付できます。その他に必要なセットアップは、わずか数秒で完了するFire Wireケーブルとコンピュータの接続だけです。
反射目標物を使用することで、エンドユーザーは、パーツを基準としたスキャナの位置を見失うことなく、スキャン中の対象物、スキャナ、またはその両方を自由に動かすことができます。この特長は、自動車や大型の対象物をスキャンするエンジニアにとって役に立ちます。ZScannerは、スキャンされる対象物を基準としてそれ自体の位置を特定するので、エンジニアは、車を乗り降りしながら必要なデータをすべて収集できます。目標物は、車の表面に貼付されるので、移動してもデータの品質に影響はありません。簡単にアクセスできるように、またすべてのパーツおよびコンポーネントを同じ基準に保つためにドアを開けた状態でスキャンすることも、人間工学的解析用の追加データを蓄積するためにドアを閉じた状態でスキャンすることもできます。
スキャン処理中に、ZScannerは、反射ポジショニングの目標物の位置をリアルタイムで特定してキャプチャします。反射位置は、スキャナを基準にして計算され、記録されます。対象物上の目標物は、ZScannerで認識できるパターンを作成します。目標物はランダムに貼付されるので、ポジショニング機能によって定義されるパターンが繰り返されることはありません。このパターン認識によって、スキャナは、GPS機器が既知の衛星を使用して地球上での自らの位置を特定するのと同じように、それ自体の位置を特定します。